N番煎じ目の無印良品ヌメ革二つ折り財布レビュー
もはや1人の社会人男性が歯列矯正の模様を書き綴るだけのブログと化していましたが、今回は全然違う内容です。今回は僕の好きなことの一つについてちょっと書かせてください。
僕は革製品が好きです。
革財布とか、革靴とかの革です。皮ではありません。皮と革の違いを説明すると、
皮→動物の肉、植物の身を包んでいる皮膚を剥ぎ取っただけのもの
革→その剥いだ皮を加工したもの
らしいです。賢さが上がりました。ちなみにぼくはまだ皮好きの人に出会ったことがありません。
何年か前に「無印良品のヌメ革財布のコスパが良い」みたいな記事をどこかで読んだ覚えがありました。この場合のコスパとは、安さの割に革製品としての質が高いということを指します。
革製品はよく「使えば使うほど味が出てくる」といいますよね。「経年変化」って聞いたことありませんか?革製品の最大の特徴であり、僕が好きになったきっかけでもあります。読み方は「けいねんへんか」です。また賢さが上がりました。
革製品の良さについて書くという内容にかこつけて自分の性格を少し語らせてもらうと、「あまのじゃく」で、人と同じことをしたくない、同じものを持ちたくない、というような誰に対してかもわからない謎の反社会的思想が昔からありました。まあでもこの気持ちは誰もが思春期に一度は感じた経験があるのではないでしょうか。歳を重ねるにつれて大多数の人はそんなこと気にしなくなると思いますが、齢26、私は未だに思春期を抜け出しておりません。
わかりきっていることを確認しますが、四捨五入したら30歳です。でもですね、十の位を四捨五入したらまだ0歳です。見た目はおっさん中身は乳児です。僕はそんな男です(?)
本題に戻ります。
その、経年変化で段々に自分だけの色味、自分しか持っていない唯一の革財布になっていく、という感覚が、あまのじゃくな自分をワクワクさせてくれました。(あまのじゃくの使い方が合ってるかは謎)
無印のヌメ革財布の記事を読んだことをちょうど今から1年前くらいに思い出した僕は、猛烈に革財布への愛が芽生え、来る日も来る日も考えるのは革のことばかり。良く晴れた日も、嵐の日も、家でゴロゴロしながらYouTubeを見ているかけがえのない瞬間も、革に対するその気持ちは決して経年変化することはありませんでした。
そしてその恋にも似た気持ちはカタチとなります。想い続けた無印良品のヌメ革財布を購入。
それがこちら↓
金で愛は買えます。
まだ何も汚れていない繊細でピュアな少女のような色味。駆け出しの地下アイドルのようです。
ファンの扱いで鬼にも蛇にも変わります。清純派に育つか、はたまた過激派か。マネージャーの裁量が問われます。オラ、ワクワクすっぞ!
期待に胸を膨らませながら1ヶ月が経ちました。
その写真がこちら↓
いい感じだ!
写真の取り方に多少の難はあるものの、1ヶ月しか経っていないのに色味がついてきているのがわかります。「なぜ購入時に撮った写真と同じ白いテーブルで撮らないんだ」「対比させようとしているのに背景が違うから判断しかねる」「同じ条件、構図で撮らないなんて頭沸いてんのか」「話にならない」「解散です」などの声が聞こえてきます。でもね、一つ言わせてください。
全くその通り。
可能性としては、そうですね、例えば矢◯真里がまた正統派アイドルとしてカムバックし、ミリオンヒットを叩き出すくらいに薄いものですが、もしこの記事を読んで僕と同じように無印のヌメ革二つ折り財布の購入を考えているような方が見ているのだとしたら、それは本当に申し訳ないとしか言えません…
もう少しわかりやすい写真じゃないとてんで説得力にかけてしまいますよね…すんません…
ぜひあたたかい目で見てください… というかこんな見た目おっさん脳内乳児の記事を真面目に見るな。心を広く持ってくれ。
続いていきましょう。
2ヶ月後の写真がこちら↓
撮り方、構図、背景全てが見事にバラバラで一貫性がまるでありません。
もうそこはカメラマンの個性と思って各自で処理してください。
革の様子はというと、やっぱりけっこう色味が付いてきてるんじゃないかと思いますね!
そしてこのタイミングで革のメンテナンスっぽいことをしました。
普段履いている革靴を磨くためのポリッシュとデリケートクリームというものです。革は激しく使っていくとどうしても劣化してしまいますので、この2つのクリームで栄養を補給させているというイメージです。靴用のクリームに効果があるのかはさっぱりわかりませんが、塗るのは楽しかったので満足してます。
ここから飛びます
使用開始から半年後の写真がこちらです
めちゃくちゃ変わってる
いや、撮り方の問題もあるけどめちゃくちゃ変わってますよねこれ
これよこれ、これが醍醐味なわけですよ
カタチも色もいい感じに変化してきています、よしよしいい感じ!
使用から9ヶ月後
使用から1年後
左:使用1ヶ月 右:使用1年
使用から1年でこんなに変わりました!!
流石にこれはカメラの問題ではない!そうでしょう!素晴らしい!
ありがとうございます!ありがとうございます!!
購入してよかったです。これだけ経年変化を楽しめるお財布が無印良品で手に入るし、そしてお手頃価格。いくらかは忘れちゃったけど確か7千円くらいだった気がします。
今回のものはあくまで自分の一例ですので、使い方や、お手入れなどをもっとしっかりやっていればもっと光沢のあるアメ色になったりするんじゃないかなと思います!ネットで調べたら結構このヌメ革財布の経年変化を楽しんでる方はいるみたいですので、興味がある人は見てみましょう!
僕は最近新しい財布をプレゼントにもらったのでこれからはそっち使います!!!!!!!!
ありがとうございました!!!!解散ッ!!!!
草々!